
北原白秋ゆかりの文学の香りがする酒蔵
柳川が生んだ日本を代表する詩人、北原白秋は日本酒「菊美人」を呑み、気分が乗ってくると、詩歌を筆ですらすらと書いたという。江戸時代の1735年に創業した菊美人酒造(福岡県みやま市瀬高町)には、白秋直筆の書や詩歌などが数多く残る。文学の香りがする酒蔵だ。

白秋の実姉が嫁いだ菊美人
「菊美人」のラベルの文字は、白秋が書いたものである。蔵には、3つの「菊美人」の墨書が残っている。白秋の実の姉、加代さんが菊美人酒造の先々代の社長、江崎喜三郎氏の妻。「加代おばあちゃんが亡くなったのが93歳。私が中学生のころまでは、一緒に暮らしていました」と、蔵元の江崎俊介さん(福岡県酒造組合会長)は懐かしむ。

北原白秋ゆかりの文学の香りがする蔵は、これからも地元に寄り添いながら、しっかりした味の日本酒を売っていく。
【菊美人酒造】秋の純米 ひやおろし 720ml
新酒の荒々しさがきえ、ほどよく熟成された、まろやかな味わい。
やや辛口で豊かな旨みとふくらみをもつ「ひやおろし」が
飲み頃を迎えました。
詩人、北原白秋が愛飲した菊美人。
冷や・ぬる燗がおすすめです。
ラベルの題字は、白秋直筆のものです。
秋の夜長にほんのりと、白秋の秋の詩を思い浮かべながら
一杯いかがでしょう
原材料名 米(福岡県産)・米こうじ(福岡県産米)
原料米 夢一献
精米歩合 60%
アルコール度数 15度
日本酒度+4
1,320円(税込)
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